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京はやしや春のイチオシ商品「わらびと苺」のこだわりポイントご紹介!レビューもお届け!

京はやしや春の限定スイーツ「わらびと苺」が、2021年1月22日(金)より販売スタートいたしました。
今までのわらび餅スイーツや苺スイーツとは全く異なる、新感覚の食感、味わいが特徴なんだとか。
京はやしやでしか食べられない、わらびと苺の魅力を伝えるべく、京はやしや東京オフィスの販売促進担当の鈴木さんと、オンライン事業部の干場さんにインタビューいたしました!


取材・文/根本 理沙(株式会社Lipple
※掲載情報は2021年3月時点のものです。

わらびと苺

手作りわらび餅とあんこで、旬の苺をまるっと包み込みました。

「わらびと苺」のイチオシポイントは、食感。

切ってぷるんっ!噛んでじゅわっ!つるるん、ぱっ!

今まで食べたことのない食感に、驚くこと間違いなし。
気がつけば、次の1個に手が伸びているはず。

職人の手で丁寧に練り上げた、黒糖わらび餅。 特製わらび餅のほんのりとした甘さと、黒糖のうま味が、苺を優しく包み込みます。

味は、「抹茶あんこ」と「こしあんきなこ」の2種をご用意。

抹茶あんは、京はやしやこだわりの抹茶を、あんことよく練り仕上げました。
爽やかな苦みと深い香りが、苺の甘さとよく合います。

定番のこしあんときな粉は、甘さ控えめのあんと、苺との相性ぴったり。上にまぶしたきな粉の香ばしさが、アクセントとなっております。
新たな和スイーツをお楽しみください。

—— まずは、わらびと苺を食べたご感想をお願いします!

干場&鈴木:いただきます!

干場:初めて食べた時も思いましたが、こんなにわらび餅が分厚くて大丈夫なのかと思ってしまいますね(笑)
口の中で詰まってしまいそうですが・・・つるんといけますね!

鈴木:苺のジューシーさも加わって、想像以上にさっぱりしていますね!
食べてみると口の中で、わらび餅とあん、苺がとけていきます。わらび餅にぎっしりあんが詰まっていて、見た目は重そうな感じがしますが、本当に食べやすいです。何個でもいけちゃう。もう1つ食べちゃおうかな(笑)

干場:食べた瞬間、わらび餅、あん、苺のバランスにこだわっていることが、口の中でわかりますね。
全ての材料が、絶妙なバランスで作られていることがわかります。 わらび餅がそんなに甘すぎないのも、つるんと食べられるポイントかもしれません。

工場長によると、わらび餅の量が多すぎてもダメ、あんの量が少なすぎてもダメ、苺の大きさが適当でもダメ、と、製造しているバランスでつくらないとわらびと苺にならないそうです。
少しでもずれてしまうと、違うスイーツになってしまうんだとか。
緻密な感覚ですよね。職人技です。

鈴木:そういえば、わらび餅で包む前に、あんの底の部分に隠し味としてきな粉をつけていると工場長がおっしゃってました。

きな粉をつけることで、風味が出て、より美味しさが引き立っていますね。

—— わらびと苺のお供におすすめのお茶はありますか?

干場:私は少し苦めの煎茶がおすすめです。よりさっぱりしますし、後味が爽やかな感じになりますね。

鈴木:ほうじ茶の香ばしさとも合います。お互いが邪魔せずに調和してくれますね。

お茶だけでなく、コーヒーや紅茶にも合うと思います。

—— おすすめのシーンを教えてください。

鈴木:日常のおやつとして召し上がっていただけたら嬉しいです。自分自身のご褒美のような感じですね。
晴海直売所のスタッフさんにお話を伺ったら、他の商品と合わせて、ちょっとしたプレゼントとして購入される方が多いそうですよ。食べやすいので、ご家族皆さんで一緒におやつに召し上がるのもおすすめです。

干場:女性の方の購入が多いと思いきや、意外と男性の購入も多いそうです。
確かに見た目ほどくどさがなく、さっぱりしているので、男性の方にも召し上がっていただきたいですね!

鈴木:抹茶あんの方は、ほんのり抹茶の苦味も感じられるので、甘いものが苦手な方でも食べやすいかもしれませんね。

—— わらびと苺が誕生したきっかけを教えてください。

鈴木:苺大福を食べた時に、お餅が喉に引っかかる感じや、口溶けがイマイチだったことから、もっと喉越しが良くていくつでも食べられるものが作れないかと、工場長が考えたのがきっかけです。

実際いろいろなお餅で試したそうですが、どれもしっくりこなかったんだとか。試行錯誤する中で、京はやしやで取り扱っている「わらび餅」で包むのはどうかと思いついたんだそうです。
わらび餅で苺とあんを包んでみたところ、喉ごしも良くてイチゴのみずみずしさも失わない、理想のスイーツが誕生しました。

干場:わらびと苺では、苺を味わうよりも、わらび餅を味わっていただきたいという想いがあります。

京はやしやは、自社で製造しているオリジナルのわらび餅がイチオシの商品なんですね。わらび餅を使ったスイーツを、たくさん販売しています。

工場長がわらびと苺を作る過程で、わらび餅をもっとたくさんの人に食べてもらいらいという想いも生まれたんだそうです。

わらびと苺は、昨年の春から店舗を限定して販売がスタートしました。
お客さまからの好評のお声を受け、今年は全店舗で販売いたします!

全店舗で販売することで、「わらびと苺」のおいしさをたくさんのお客さんにお届けできればと思っています。

—— わらびと苺のこだわりポイントを教えてください。

鈴木:はい。こだわりポイントは、材料、作り方、味の3つのポイントがあります。まずは材料のこだわりからお伝えしていきますね。
まず材料で注目なのが、先ほどもお伝えした「わらび餅」。 わらびと苺で使用しているわらび餅は、この商品のためだけに作られたものなんです。

鈴木:京はやしやでは、わらび餅を使用したスイーツを色々販売していると先ほども紹介しましたが、どれも商品に合わせて、配合や温度、混ぜる量を調節しているんです!

わらびと苺も、食べた時の食感や、苺とあんのバランス、喉ごしなどにこだわりました。
半年ほど試作してようやくできあがったのが、今回のわらび餅です。

干場:わらびと苺は、食べた時のつるっとした食感や喉ごしを大切にしているんですね。その絶妙な固さや厚みを追求しました。

鈴木:続いては、「あん」のこだわりを紹介します。
あんも、わらび餅同様、わらびと苺のために作られました。苺をあんで包む時に、水分がでないよう、通常よりも固くしないといけない点に苦労したそうです。

干場:わらびと苺は、普通のこしあんと抹茶あんを使用しています。こしあんは調整に時間はかからなかったそうですが、抹茶あんは大変だったそうです。
抹茶と何かを混ぜると水分をとりこんでしまうため、あん全体が固くならないちょうどいいバランスを見つけるのが難しかったそうです。

鈴木:抹茶あんは、あん自体の水分だけでなく、混ぜる抹茶の量も気をつけないといけないので、難しいんですよね。

干場:材料3つ目のこだわりは「きな粉」。
こしあんの上には、きな粉を振りかけています。通常のきな粉だとわらび餅の水分で溶けてしまうため、粉を細かくすりつぶして、溶けないように工夫されています。

鈴木:ちなみに粉は手作業ですりつぶしています。

きな粉が溶けているかいないかで風味や味わい、食感などに大きな違いが出てしまいます。細部まで食べた時のことを考えて作られています。

干場:最後は「いちご」。 苺は水分量にこだわり、噛んだ時のじゅわっと水分が溢れる食感を感じていただけるよう気をつけています。
あとは、あんとわらび餅で包んだ時の見栄えがよくなるよう、なるべく苺の高さ、大きさは揃えるようにしています。

鈴木:続いては、作るときのこだわりについてご紹介します。
わらびと苺は、機械を一切使わず、全て手作りで作っています。手作業で作るからこそ、機械では表現できない味や食感を生み出すことができます。

干場:わらび餅を苺の上に絞る作業が難しいんですよね。わらび餅の温度が熱いと、苺がダメになったり、あんが溶けてしまいます。
温度のバランスは、職人さんご自身の感覚でバランスを調整されているそう。

誰が作っても同じ完璧なバランスでできあがることに感動しますね!まさに熟練の技です。

鈴木:苺を包むあんの量、あんを包むわらび餅の量と、全体のバランスも考えながら作られているそうです。

干場:工場を覗かせていただくと、職人さんが丁寧な作業で、一つひとつ作っているのが見えるんですね。本当に手間暇かかっているなと思いますし、その手間隙を思うと、食べた時より美味しく感じます。

鈴木:最後に、味のこだわりポイントをご紹介します。
わらびと苺は、わらび餅がぶ厚くかかるようにしているんですね。苺大福などの苺とスイーツが合わさった商品は、多くが苺をメインとしていますが、わらびと苺に関しては、苺よりもわらび餅を味わっていただきたいです。

鈴木:苺のスイーツは、商品名に苺が先にくることが多いですが、わらびと苺は、あえてわらびを先にしています。
それだけわらび餅を味わっていただきたいという想いと、美味しさへの自信があります!

—— 京はやしやならではのアピールポイントはありますか?

鈴木:京はやしやは伝統を守るだけでなく、どんどん新しいものに挑戦しています。
これまでの歴史で、世の中に初めて抹茶パフェを生み出したように、新しいものに挑戦ながらお茶の魅力を発信し続けています。

そういった考えがあるからこそ、わらびと苺を作ることができたと考えています。

干場:形にとらわれない、自由な発想ががあったからからこそできた商品がわらびと苺なんですよね。

あとは、熟練の職人さんが企画から製造に携わっているというのも、京はやしやならではのポイントかと。

干場:お話を伺うと、私たちではわからないような緻密なレベルで調整し、次々と斬新かつ美味しい商品を生み出しています。
いつも新作が出るたびに驚かされますね。

—— 最後にお客さまへメッセージをお願いします!

干場:工場長からは、「どんな食べ方でも美味しいと感じていただける自信があるので、自由に食べてもらいたい」とメッセージをいただきました。

干場:半分に切って、見た目を楽しみながら食べていただくもよし、そのままガブっと食べていただくもよし。

どんな食べ方、楽しみ方でも、美味しく味わっていただけます!

鈴木:この季節にしか味わえない限定スイーツです。食べれば食べるほどハマってしまう、新感覚のわらびスイーツをぜひお試しください!
疲れた時やお仕事の合間に、わらびと苺を食べてリフレッシュしていただけたら嬉しいです!

京はやしやのお茶との相性もとてもいいので、お茶と一緒に、贅沢なおやつの時間をお過ごしください。

ありがとうございました!

この時期だけ楽しめる限定スイーツ「わらびと苺」は、京はやしや各店舗でご購入いただけます。
気になった方は、ぜひ京はやしやの店舗へお越しください!

わらびと苺 特設ページ

商品情報

価格

432円(税込)/400円(本体)

抹茶あん/こしあんきな粉

保存方法

冷蔵庫(10℃以下)で保存

取扱店舗

京はやしや 各店舗

販売期間

西武池袋店・そごう横浜店:4月5日(月)
そごう大宮店:4月10日(土)
その他店舗:4月25日(日)

店舗情報

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